2012年 09月 03日 ( 1 )
『出前は協働~明木・佐々並合同の集い~8.24』
古写真班の活動は萩博物館所有あるいは寄託の写真をパソコンに取り込みデジタル化することに端を発しています。
与えられたその数はおよそ”24万コマ”
班員の日々の地道な活動により現在は約18万4千まで進捗中(約77%)です。
そしてデジタル化のみならず、せっかくの写真を市民共有のおたからとして皆さまの元にお届けできればと、
最近は出前活動にも積極的に取り組み少しずつ依頼もいただいております。

そうした中、今回は旭マルチメディアセンターでの『旭地域合同高齢者学級』への出前依頼をいただきました。
「旭地域合同」の名のとおり、萩市の南部に位置する「明木」「佐々並」の両地域の皆さまが対象です。
明木・佐々並ともに萩藩の主要街道であった萩往還の宿場町として栄えたところです。
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二地区合同ということでいつもより少し規模が大きめくらいに考えていたら、ステージ上には講演用の大きな立て看板がしつらえてあり、
「ありがたいが半分・プレッシャーも半分」内心の動揺を隠しながら設営に入りました。
その動揺を見透かしたかのようにセンターのプロジェクターが使用不能の状態に陥るというアクシデントを経てのスタートです。

この日は1963年(昭和38年)に開催された第18回国民体育大会、いわゆる山口国体の写真からスタートです。
昭和天皇・皇后両陛下をお迎えするために役場前で待つ人々に続き、
国体旗のリレーの様子では予想どおり若かりし頃のご本人もいらして喜んでいただきました。
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両地域のお宝である萩往還、そして阿武川ダムができるまでの写真を選りすぐりスライドショーにしたものをご覧いただき終了。
「本当は今日は寄り合いが重なっていたけれどこっちに来て良かった」との感想に嬉しくありがたく思いました。

実は明木では昨年秋の農業文化祭に私たちも参加しており(当時の様子はこちらから→http://machihaku.exblog.jp/14991657/)
次は来たる佐々並おいでん祭りへの参加も予定しております。
また来月半ばにはその準備として佐々並でのフィールドワークも控えています。
その意味でもこの日の出前はお互いを知る上でも非常に有意義なものになったと思います。
持参したアルバムも人気のようで熱心にながめておられ、こうして情報が少しずつ加味されていくのだと、まさに地域の皆さまと私たちの協働作業です。
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会場の旭マルチメディアセンター周辺は稲穂が美しい黄金色に輝き風に揺れていました。
既に稲刈りを済ませた田圃もあり少し早目の秋の訪れを感じさせてくれた心和む風景と、
マイクロバスで三々五々ご参加くださった60名もの皆さまに感謝です。
皆で唱和した「山口県老人憲章」を思い浮かべつつ、次なる再会を期待しております。<YAK>
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by npomachihaku | 2012-09-03 12:03 | 学芸サポート・古写真班