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『市民講座』の発表を終え~12.13』
私達のNPO萩まちじゅう博物館の研修班が開催する『市民講座』は、これまで外部講師や博物館学芸員の方々など、
知識・経験ある方々が行われてきた本講座に悩みましたが、班の活動発表と言うことで受けました。
発表を終えその呪縛から解き放されてやっと落ち着いた状態で報告できようになりました。
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冒頭、講座を利用して私たちの活動に対する指導・支援と大きな関わりのある「S学芸員」「角川さんご家族」のご紹介と感謝を申し上げました。

2007年5月発足以降の活動で、第一義の写真類のデジタル化が20万コマを超えたこと、
その古写真を活用として展示会や出前活動など地域への交流の輪が拡がったこと、
古写真から知ったこと・気付いたこと、そして情報を共有すること等、日々『萩再発見』を感じていること、
ご一緒に次へ伝えて頂きたいことをお願いしました。
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その後『昭和初期の航空写真』を使って、当時の萩町時代の状況を見て頂きました。
大正末期から鉄道の工事、疎水の開削、萩町役場の新築移転など大きな変化を見ることができます。

続いて班活動で毎月『一枚の写真』の課題に取り組んでいますが、その中の6点をピックアップして情報の共有をして頂きました。

参加者の方から、「初めて見たもの・知ったこと」「あらためて感じられたこと」「古いことなのに新鮮な感じがした」
「何気ない毎日だったが意識するようになった」等々、発表を通し感じて頂ければと願っていたことが
参加された方の感想として返ってきたことで、今では引き受けて良かったと感謝しています。
また、少しずつ積み上げてきた活動が正しかったこと、その成果が結実してきたことを実感しつつ、
これからも活動を次へ繋いでいけるよう日々に取り組んでいきたいとも思います。

ご参加の皆さまに家庭のアルバムはとても身近な文化遺産であること、何よりも生活の証しですから大事にして下さいと伝え、
可能であればその写真をお借りして保存と活用をさせていただきたい旨もお願いしました。
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by NPOmachihaku | 2012-12-28 13:45 | 学芸サポート・古写真班
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