①プロローグ
当ブログでおなじみ、周防大島出身の民俗学者・宮本常一氏の遺された写真を巡り、
見島を訪問して参りました。
『「まなざしを追う」活動』として取り組んで早や四年。
いつの日も繰り返される「人と人との出会い」「温かなやりとり」…
写真が結ぶ小さな絆が広がっていきます。
秋風に揺れる田圃のススキ、あぜ道に沿って咲く真っ赤な彼岸花、そこかしこで秋を感じながらの二日間。
早めに稲刈りを終えた田圃では、刈り取った根元から新たな芽が育ち、穂が出ていました。
ちなみに食用にすることはなく、牛の餌になるそうです。
10月に入ってもなお島じゅうのあちこちで見かけたおしろい花に島の温暖な気候を想い、
その気候同様、島の人々の温かさにも触れた貴重な時間でした。
さぁ、私たちとどんなやりとりが繰り広げられたのか、次回のブログをお楽しみに。
(続く) <Y>