昨秋川上で開催の『かわかみふるさとまつり』への写真展を目標に、3月の植樹祭をスタートに、
川上総合事務所でも写真展を重ね、10月末の『萩・長門峡観光遊覧船』運航前の水没関係者招待遊覧時の展示会では
関係者に大変懐かしく歓談も弾む機会を提供できました。
その時を機に、その感激を共にした水没地域の有志の方々と昨年末から交流会を行ってきました。
その地域の写真の情報や、以前のくらしの状況、立ち退きを強いられた苦悩等お聞きしました。
今年ほど大震災、水害の続く災害で苦しむ年はないでしょう。そのニュースを耳にする度に、事情・状況は違うものの
ダムの水没・立ち退きを余儀なくされた方達のことがオーバーラップしています。
「昨秋の川上地区での展示後に、旧萩市内での展示を」と言うことが、今回やっと実現することが出来ました。
益々深い想いを込めてその展示を致します。
『湖底に沈む古里』
開催期間 平成23年9月末~10月末頃
会 場 市民活動センター『結』
内 容 阿武川ダムが造られる過程を写真により振り返ります。<ダムの出来るまで>
ダム建設により消えたムラの以前のふるさとを紹介します。<消えたムラ>
ふるさとを失われた人々。<古里の地を去る人々>
◆白黒A4 25点
皆さまのお越しをお待ちしております。