宮本常一氏の「まなざしを追って」 (阿武川ダム水没地域を訪ね) 湖底に沈む村
阿武川ダムの建設により住み慣れた土地を離れざるを得なくなった人たちの”生活のあかし”をほんの少しでも自分たちの目でも
確認してみたいと、水没地区付近を訪ねてみました。

今回普通の通行路とは別ルートで山奥の旧福栄村の佐々連地区を目指しましたが、この付替道路を走る車は殆どありません。
以前訪問した時には猿が方々で群れをなしていたのに、今回は皆無でそれがかえって不気味に感じられました。
佐々連地区は藩政期から紙漉きを代表的な生業にしていた所で、その証しであった清流もそのまま流れていました。
ダムの貯水量・水位はその時々によって変化し、完全に水に覆われている時も多々ありました。
水位が下がることで、橋の場所が想像でき、棚田が現れ、住居建物の基礎部分や川へ通じた石階段等々、残された記録写真と
現在とを重ね合わせた想いです。

これからも写真展を含めて活動は展開していきます。

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by npomachihaku | 2010-09-24 09:41 | 学芸サポート・古写真班
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