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『一枚の古写真』2010年4月の報告と5月の課題 <学芸サポート・古写真班>
古写真の一枚の撮影場所やいつ頃の撮影なのか等を解明していくミニ情報交歓版です。
一枚の写真ではありますが、その中に多くの情報を含んでいることから益々話題が発展しております。ただ、相変わらず年代の
特定が難しくて紹介するに至っておりません。
今回も前月の報告に併せ新しい課題を挙げておりますのでご一緒に考えて見ていただければと思います。
 
(2010年4月の報告)
『一枚の古写真』2010年4月の報告と5月の課題 <学芸サポート・古写真班>    _d0046290_16342326.jpg

何処?-椿東椎原  伊藤博文公旧宅地
何が?-伊藤博文公旧宅隣接地に設置されていた銅像が戦時中に供出され台座のみとなっていたもの。
手前は公園への進入ブロック柱、左は隣家の建物。
   現在は、地区住民有志が地区内萩焼陶芸家中野霓林氏に製作を依頼して等身大の陶像で復元され、
   昭和39年(1964)5月3日 除幕式が行われた。

何年頃か?-(継続確認)

市内に存在した銅像
萩でいちばん古い銅像は、明治44年6月29日に除幕式が挙行された萩出身の実業家藤田伝三郎の寿像で、
以後、山県有朋・賀田金三郎・伊藤博文・田中義一・村田清風らの銅像が建立されましたが、太平洋戦争の末期に全部応召
され、現在田中像は戦後姿をかえ再建、伊藤像は萩焼の陶像で復元され、山県像は東京にあった別像が移設されております。
 (『萩の百年』誌より)

現在市内に存在する像
前述、伊藤博文(椎原)、山県有朋(中央公園)、田中義一(素水園)のほかに、  
吉田松陰・金子重輔像(松陰誕生地)、山田顕義(中の倉)、桂 太郎(川島)、毛利輝元公像(堀内城内)、
佐々木義彦(中央公園)、三矢の訓え像(市民館)、厚東常吉像(松陰神社境内)、ふるさと像(図書館前)、
計時像(体育館)、ふるさとの花像(JR東萩前)、瞬間像(ウェルネスパーク)、吉田松陰と維新の群像(松陰記念館前)、
久原房之助(今古萩)、菊屋嘉十郎(石彫公園)・・・   高杉晋作(今秋建設予定)

(2010年5月の課題)
見えるもの?  自然石に卍の形で刻まれています。
その後ろは木でしょうか?左は積み重ねの石のようです
一緒に考えてみましょう!!
『一枚の古写真』2010年4月の報告と5月の課題 <学芸サポート・古写真班>    _d0046290_1651893.jpg
by npomachihaku | 2010-05-20 16:51 | 学芸サポート・古写真班
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