企画展『ふるさとの島、ふるさとの山河」の余韻を頂きました 2014.4.25
先日の企画展『ふるさとの島、ふるさとの山河」』の際にお会いした、旧川上・藤蔵出身(現在防府市在住)Kさんにわざわざ再訪いただき、S副館長と古里の想い出話しの数々をお聞きしました。

Kさんには古里で過ごされた生活に関してとても鮮明な記憶が年代、生活様式と地域の方々とのつながりなどもよく記憶に留めておられ、話しは湯水の様に湧いてきました。

沢山お聞きしたお話しの中で、『木流し』と言うことが一番の印象となりました。
佐々並川ダムが出来る前、上流に「長者が森」などの山林があり、そこで一本一本伐採して川へめがけて蹴り出し、その木が一本ずつ佐々並川を下り、その内に阿武川へと流れて行った。
頃合いを見て回収地へ行き、一本一本を回収しその後筏を組んで川下の萩へと運んだと言うこと。
筏を組んで川下りは写真等もあり知っていたことでしたが、その前段の作業は知らない世界でありとても想像できないことでした。
その後、林業では索道業(和歌山県から)、トラック輸送等変化してきました。

ダム建設にも関わったこと、ふるさとを立ち去る時にお墓の整理にも関わったこと、日頃の心の豊かなくらしと同時に気持ちの強さを知らされました。

今回フィルムネガ等をご持参頂き、早速にスキャナでの読み取りを行いますと、これまでとは違った画面や、光景などに久し振りにワクワク、気持ちが高ぶりました。
未だ3本程度の進捗ですが、我慢できずにご紹介と致します。
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バスセンターから「長門峡行」の定期バスの懐かしい写真です。
現在とは方向が反対に向いています。右の店舗は「磯村屋商店」隣は「高大」です。
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ところで、Kさんが写真機を入手されたのが同地区の先輩吉屋誠さんのお勧めであったそうです。
この吉屋さんとは2008年に関係ご家族からアルバム10冊をお借りして長年の記録を手デジタルデータ化させて頂いた大変因縁のある方。その写真は2008年の『かわかみふるさとまつり』の際に、地元写真として紹介させていただきました。
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 今回お借りした写真を早速にスキャナでの読み込みし、再度その出来上がりのデータを見ながら当時の様子をお聞きすると言うことにしております。
この様に、小さい繋がりの積み重ねと、私たちの記憶を重ねつつ次世代に繋げていく活動を続けて参りましょう。
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by NPOmachihaku | 2014-05-02 09:46 | 学芸サポート・古写真班
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