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「真夏のフィールドワークpart2~8.10 
真夏の暑い陽ざしの照りつける午後、恒例のフィールドワークに出かけました。
もはや古写真班の準メンバーとも言うべき海洋班のNさんも加わり、総勢6名での活動となりました。

まずは博物館を西へ、玉江地区へ向かいます。
その目的地は「玉江御茶屋跡」四代萩藩主・毛利吉広が設けた別荘です。
私ごとになりますが、ここは多少個人的なつながりがあり40数年前にも訪ねたことがあります。
子供心にも高台にあるこの場所からの眺めは素晴らしく、小さな記憶として残っていました。
現在はたくさんの樹木が生い茂り西の浜の方まで見渡すことはかないませんが、
常盤橋を経て西の浜に注ぐ橋本川の流れに一服の清涼剤を感じました。

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「御茶屋跡」を下り、吉川広家の家来の墓のある「観音院」の墓地を確認し、当ブログでもおなじみ“一枚の写真”関連の場所へと移動します。
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「観音院」からほど近い「玉江神社」へ。
市指定無形民俗文化財である“玉江浦「天狗拍子」” (秋の大祭に奉納行事として行う大漁祈願の踊り)の行われる神社です。
ゆるやかながらも長い石段を登りきった所にあるそこも静かなたたずまいの別世界。
これまた清涼剤のお役目を果してくれました。

続いて炎天下のもと、松陰神社そばの「松下橋」と、営業廃止に伴いこの3月に解体された「中村旅館跡」を巡り、今回のフィールドワークも無事終了。
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この3カ所に関しましては当ブログ“一枚の写真”コーナーを熟読してくだされば幸いです。

数多くの写真の中から「!」「?」と感じたり、あるいは何気ない会話の中から思わぬ方向へと発展し、「いざ、確認を~」との流れも多々。
次なる「!」「?」や会話がどうフィールドワークに結びついていくのか、密かな楽しみでもあります。<YAK>
by npomachihaku | 2011-08-18 10:52 | 学芸サポート・古写真班
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