「一枚の写真から」~真夏のフィールドワークあれこれ~
梅雨明け後にやってきたのは本格的な暑さ。
熱中症対策に帽子とお茶を持ち、フィールドワークに出かけました。

今回そのきっかけとなったのは角川政治氏撮影の一枚の写真。
フィルムのキャプションには「護国神社」との記述がありましたが、さて???
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ということで「いざ確認を!」となったわけですが、我が古写真班はそれだけでは終わりません。
夏休みの自由研究のようなK班長手作りの中身の濃い資料を手に以下のコースを回りました。
 護国神社(長添山古墳を含む)~旧山根邸(文季-孝中-正次)~姥倉運河~
八橋検校頌徳碑(赤碕神社)~鶴江神明社  加えて「香川津二孝子の碑」の探訪も行いました。

暑いとはいえ、神社や神明さまは木陰も多く時折吹く風は心地よく、あっという間の二時間半。
以下、各自の感想を簡単に記してみました。

八橋検校頌徳碑では背面の大きな岩に驚く。
萩には数多くの遺跡がそのまま残っているが、地元の住人達はあまりにそれを知らない。
先人達の遺したものを我々が引き続き活用して行きたいものだ。
以前から行ってみたかった神明社に行くことが出来満足している。(A)

あの写真は本当に護国神社なのか、まだ疑問に思っている。
鳥居の位置が変わったのか、それとも目の錯覚か、はたまた影のいたずらか?(M)

普通の路地でも昔のことがうかがえ、あちこちで歴史を感じた。
鶴江の神明さまは初めてで嬉しかった。(N)

初めての所ばかりでとても新鮮。
萩は小さな通りでも歴史を感じさせる。
小さな足跡の上に萩があり、山口があり、日本がある。
古いものを大切に守り遺すことが萩の400年にわたる政治と文化なのか。(H)

鶴江の神明さまは地元以外の人は行かないのではないか?
こんなところにあんな神様が祀ってあるとは、いい勉強をさせてもらった。(K・m)

「勉強になった」「資料が楽しみ」の言葉が嬉しく励まされる。
今回の護国神社は自分の中のふとした疑問から下調べ・フールドワークへと発展し、目からうろこであった。(K・n)

以前も話に出たが萩の石碑の多さに驚く。
大きなものから小さなものまで自分の足でひとつずつ巡り、それを地図に記していけたら宝物になりそうな気がする。(Y)

「古写真班」はその名のとおり「古写真」があってこそのものです。
古い写真をながめて当時に想いを馳せ、心を寄せ、また、出前活動や写真展で活用し、
机上の空論に終わらず写真を持って現地に出かける。
そのどれもが大切な活動であり、その積み重ねが次へ次へと続いていくのだと、
そんなことを改めて気づかせてくれた今日のフィールドワーク報告でした。<YAK>
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by npomachihaku | 2011-07-18 11:41 | 学芸サポート・古写真班
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